便秘が酷くなって、トイレへ行く度に長時間座り、何度もいきんだりしていると 肛門の内側にある静脈叢(じょうみゃくそう)という細い静脈が密集している部分が 腫れて少しずつふくらんでいきます。(これがいわゆる「イボ痔」ですね) この腫れた部分がまだ内側にある段階ではほとんど痛みが無いようですが、 これがどんどん酷くなっていき、腫れ物が肛門から飛び出してしまうこともあります。
妊娠後、よくある話としては、出産時にいきんだのが原因でイボ痔になってしまい なかなか治らない等、思ってもみなかった悩みを抱える人が少なくありません。 別ページにも記載しておりますが、イボ痔が肛門の外に飛び出す“脱肛”になってしまうと 最初は自然に元に戻るものの、症状が悪化するにつれ指で押しこまないと戻らなくなり 最後には指で押してもイボが出たままの状態になります。 (ここまで酷い状態になると、薬では治らず手術しなければなりません。)
また、その他に便秘がメインの原因となる痔は「切れ痔」。(れっ肛といいます) 硬くなってしまった便を無理に押し出そうとすることにより、 肛門の粘膜を傷つけてしまい、切れたり裂けたりするので、激痛が走ったり出血してしまいます。 一度 切れ痔になると、治療中でも便を出さないといけませんので その痔の痛みを受け入れたくない為、排便を我慢しがちになり 結果的にまた便秘と痔を完治できない事を悪循環化させてしまうのです。
その他にも便秘ではなく下痢やストレスによる免疫低下が原因で 肛門の内部が大腸菌に感染し炎症を起こし膿が溜まるような病気もあり これが慢性化すると「痔ろう」という状態になります。 この痔ろうというものは薬で治らず手術が必要で、放っておくとガンになる可能性もあります。
女性が『痔になっているなんて、恥ずかしい』と思い、誰にも相談できずに 一人で悶々としている人もいらっしゃるかもしれませんが まだ軽症であれば、薬やセルフケアで治ることがほとんどだと思いますので 薬局等で相談されるか、きちんと治すのが目的であれば やはり病院で診察してもらった方が良いでしょう。
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