私はこれまで宿便というと、何日も何日も便秘になり積もり積もった便だと思っていました。 そしてそれが少しずつ蓄積されて、普通の排便では出し切れなくて ずっと腸に残っているものだと勘違いしていたのです。 細長いコップに便が溜まっていき、コップを傾けて便を流しても 底に少し残っているのが宿便で、それを繰り返すごとにどんどん底の宿便の量が増えて かなり強い下剤や大容量の浣腸をしないと、その宿便は排出されないのではないかと。。
でもそれとは少しニュアンスが違うようで、人間の腸にはシワやヒダのようなものが沢山あり、 そういったデコボコ部分に排便される筈であった便が少し残ってしまう…というもの。 ※便ではなく、不要な老廃物が残ってしまっているということです。 ですから『便秘で宿便が溜まる』のではなく『宿便で便秘になる』ということなんですね。 (どうも医学的には宿便ではなく滞留便と捉えているそうです。)
で、その滞留している便は どんどん溜まっていったとしても 固まることは無いそうですが、便通の良い人でも かなり便秘の人でも 2キロ〜6キロほど滞留便が溜まっているらしく、その便が多ければ多いほど 本来すぐに流れ出てくれるはずの不要な成分やカロリーを吸収してしまうらしいのです。
結局のところ、宿便(滞留便)を取り除きたい=便秘を解消するということですので いつも呪文のように書かれている『朝起きてコップ1杯の水・食物繊維を多く摂り入れる、 適度な運動・規則正しい生活・ストレス解消・朝食を抜かない』が基本なのですが この中で恐らく実行可能なのはコップ1杯の水か食物繊維。 でも朝起きてゴクゴク水を飲むなんてできない人も居ると思うので やはり食物繊維を多く摂り入れることをお勧めします。 ※これは≪食べ物との繋がり≫の所で詳細を御覧下さい。
また、食物繊維だけでなく腸内細菌バランスに有効な発酵食品を 多く摂り入れることも、宿便を溜めないこと(便秘を解消すること)に 繋がるそうですので、ヨーグルトやキムチなどを適度に食べることもお勧めします。 ヨーグルトでも“ビフィズス菌が生きたまま腸へ届く”という謳い文句のものもありますし きちんと腸内の善玉菌を増やしてくれるものを摂り入れるようにしましょう。
滞留便が多い人、すなわち便秘になりやすい人は 善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れて、悪玉菌が優位になってしまっているのです。 これを少しずつでも改善していかないと、口臭や肌荒れが酷くなったり オナラが臭いこと以外にも色んな面で体調を崩す要因になります。 できるだけ、下剤や浣腸などを使用せず排便し、 食事や果物・ヨーグルトなどで腸内環境を整えていく努力をしましょう。
スポンサード リンク
◆オススメの便秘解消アイテムはこれ! >> 私がオリゴ糖を購入した理由
◆気になる私たち家族の効果は? >> 北の大地の天然オリゴ糖 体験談