お腹をマッサージすることで、腸に刺激を与えぜんどう運動が活発化し排便を促します。 こちらのページでは、効果のある代表的な便秘解消マッサージをご紹介致します。
≪湯もみ運動≫
体温が上昇すると、腸の運動も活発になりますので、湯船にゆっくりと浸かりましょう。
入浴することで、身体を芯から温めます。
湯もみ運動は、ぬるめのお湯で下半身だけ浸かる半身浴をしながらマッサージをしましょう。 ぬるま湯(38℃程度)に浸かり、30分程の時間を掛けながらじっくり行います。 熱いお湯だと身体が緊張して効果が出にくいので注意しましょう。
@ 下腹部の右下から、骨盤に沿って上がります。
A ヘソのやや右上から、浅いU字型を描くようにしてヘソ下を通って左脇腹に移動します。
B 左脇腹から、骨盤の内側に沿って下がります。恥骨の上辺りまでいったら1周です。
※1箇所を2〜3回揉みながら2〜3周行いましょう。週に1〜2回行うと効果的です。
≪腸マッサージ≫
排便する力が衰えてくると、日頃から腸にガスが溜まった状態になり易く、お腹の張りを感じるようになります。
この状態を解消しやすくする腸のマッサージをご紹介しましょう。
@ リラックスした状態で、右半身を下にして横になります。右腕は頭の下に置くと良いでしょう。
A 左手全体を胃の少し下に当て、お腹の上から下に向かうよう時計回りにマッサージします。深呼吸をしながら行えばさらに効果的です。この動作を5〜10分続けましょう。
お腹に無理な力の入れ方をしたり、いきんで便を出そうとすることはよくありません。 手の力は抜いて、手のひらで優しくこするように行いましょう。こちらは就寝前にするのがよいでしょう。
≪口すぼめ呼吸≫
これは高齢者である私の義父に行っているものなので参考程度にどうぞ。
腹式呼吸とともに下腹部をマッサージします。自分一人ではできないのでペアで行います。
@ 鼻から大きくゆっくりと時間をかけて息を吸い込みます。
A そして口をすぼめた状態でゆっくり息を吐いていきます。下腹部に力を入れながら意識してゆっくりと吐いてください。
掛ける時間は、息を吸い込むのが3、吐くのが5ぐらいの割合で行います。最後は息を吐き切るようにしましょう。
B 息を吐くタイミングに合わせ、ペアの人が下腹部をゆっくり手のひらで揉むように押して行きます。これを10回繰り返します。
上記の方法とは異なりますが、この動画もすごく良いですよ。
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