卵が先かにわとりが先か…というお話にも似ていますが このページでは“便秘が原因で病気になる”ではなく、 “何かしらの病気が原因で便秘になる”というお話をさせて頂きます。 病気が原因となる便秘を『器質性便秘』と言い、そのなかでも急性便秘と慢性便秘があります。
「随分昔から便秘に悩まされていて、最近特に症状がひどい」という方や、 逆に「これまでは全く便秘なんてしなかったのに、突然便秘がちになった」という方なんかは お腹のどこか(胃腸・子宮など)が病気となり、便秘になっている可能性もありますので いつもとなんとなく違うなぁ…という場合は、必ず病院で診てもらいましょう。
慢性の便秘は主に大腸ガン・大腸ポリープなど。どちらも初期の状態では自覚症状が無いらしいです。 大腸ガンになると便の色が黒っぽくなったり、粘液や血が混じっていることもあるそうですので 排便した後は、便の状態をきちんとチェックするよう癖付けておいた方が良いですね。
急性の便秘は主に腸閉塞・肛門の急性疾患など。 腸閉塞とは何かしらの原因によって腸管が詰まり、消化物やガスなどが通過できなくなる病気です。 手術による腸の癒着や腫瘍の発生が原因の場合と、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)自体が衰えることで 腸が神経異常や炎症を起こし、通常行なっていた『消化物を肛門へ移動させる運動』ができなくなることでも 閉塞が起こる原因となる場合もあるので、普段から腸内環境を整えておくよう心掛けておかなければなりません。
その他、子宮筋腫など婦人科系の病気や自律神経失調症など神経系の病気、 糖尿病や甲状腺機能の低下なども便秘となる病気として挙げられています。 食事や生活習慣など、便秘を改善する努力をしているが一向に改善しない方や 便の状態がおかしい、腹部膨満が続くなど、少しでも疑問に思う部分があれば 軽く考えず病院で検査を行いましょう。
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